はじめに:車1台でやっていけるのか?
「えっ、車1台手放すの?なんで?」
3人目の末っ子ボーイが生まれる前に知人からこんなことを言われました。
子ども3人となると教育費も1人のケースと比べて3倍です。
僕は思い切って、妻が乗っていた軽自動車を手放し“管理する車を1台にする”という選択をしました。
理由は、単なる節約……ではありません。 実はそれ以上に、家計・健康・心の余裕と、暮らしがどんどん整っていったのです。
今回は、そのリアルな体験談をお届けします。
なぜ車1台にしようと思ったのか
正直、最初は「きついかもな」と思ってました。 でも同時に、子ども3人でお金がかかることも事実。
それまでの2台体制でサブカーかかっていたコストをざっと洗い出すと……
- 駐車場代:月5,000円 → 年間6万円
- 自動車保険:年間3万円ほど
- 車検:2年で10万円〜
- ガソリン代:月5000円強
- タイヤ台 : 4~5年に数万円の出費
- その他メンテナンス費もろもろ
合計すると、年間20万円以上が「サブカー」に消えていたんです。
そこでふと思いました。
「本当に2台、必要か?」
家族で話し合い、試しに手放してみることにしました。
実際どうやってやりくりしているのか?
平日、妻は習い事の送迎で車が必須なので、私が車通勤からバス通勤に切り替えました。 最寄りのバス停まで片道徒歩8分ほど、 最初は面倒でしたが、今では毎日の軽い有酸素運動になってます。
バス停が徒歩圏内にあることは幸運でした。また、会社までの距離も気合で歩けば1h程度の距離なので、残業などで終バスを逃したときは気合の有酸素運動で家に帰るときもあります。笑
土日はどちらかが予定をまとめて調整し、車を使うように工夫しています。
最近はカーシェアサービスが整ってきたので、これらのサービスを使って1台車を手放すのもオススメです。

1台にして得られた“意外なメリット”
- 家計に余裕:年間20万円近い節約。浮いた分は教育費や積立投資に回してます
- 健康になった:歩く習慣ができて、歩数もUP! 8000歩/日の達成も苦じゃなくなりました
- 会話が増えた:「今日は誰が車使う?」という自然な会話が日常に
- 心の余裕:無駄に外出しなくなって、家で過ごす時間が充実
今では“手放したこと”を少し誇らしく感じてます。
Apple Watchだと、毎日の歩数をより正確に記録でき、習慣化のきっかけにオススメです。
デメリットも正直に書いておきます
もちろん、デメリットもゼロではありません。
- 雨の日はバス通勤が少し大変(防水バッグと折りたたみ傘で対策)
- 猛暑日は汗ベショベショになることも(日傘(父の日プレゼント✌)と、着替えの準備)
- 急なトラブル時に「もう1台あれば…」と思うことはある
でもそれでも、得られたもののほうがはるかに大きいと感じています。
こんな人にはおすすめ!
- 子どもがまだ小学生以下(送迎が本格化する前)
- 計画的なまとめ買いや時短家電で「日常の買い物依存」を減らせる家庭
- 家族で予定や車の利用を柔軟に相談できる関係性がある
まとめ:車は“持つこと”だけが正解じゃない
車は便利。 でも、手放して初めて“それ以外の豊かさ”に気づくこともあります。
浮いたお金、増えた歩数、増えた家族の会話。 何を削ったかより、何を得たかに目を向けてみると、新しい暮らしの形が見えてくるかもしれません。
車1台、家族5人。意外と、いけますよ?
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